北九州市立大学体育会卓球部

2005年04月05日

きのもだより

先週末、ダラスで行われた全国大会に参加してきました。我がUniversity of Southern Mississippi teamは準優勝でした。全国制覇までリーチをかけたのですが、チャンピオンのTexas Wesleyan University はアメリカで唯一、卓球に奨学金制度がある大学で、ちょっとかないませんでした。 アメリカではレイティング(点数)が一人一人にあり、(日本人も世界レベルで活躍してる人はみなあるのですが)レギュラー4人の点数を足した点数がチームの点数と換算し、うちは参加二十校中第二シードでした。最初に五チーム×四グループに別れ予選リーグ上位にチームがベスト8になりそこからトーナメントでした。第二シードといっても、うちは韓国人の点数が参加選手中二番目に高く実際はそんなにチームとしては強いわけではなかったのです。それと、その韓国人と二番手のインド人のダブルスが全くかみ合わなかったのです。まあ、なんせ同じ場所に住んでないので全く練習もしてないとはいえ、ほんとうに1+1が1.5位の強さにしかならず団体戦はシングルで韓国人、インド人、私の三人のシングルでとらなくてはいけなく、私のスポットが最後だったのでいつもプレッシャーとの戦いでした。とにかく準々決勝、準決勝と接戦を制しての決勝進出でした。私、個人の成績は予選リーグで三勝一敗。この一敗はアメリカきっての秀才校 Columbia Universityの人にやられました。ここの人だけには負けたくなかったのですが・・・。準々決勝、準決勝は個人も団体も接戦で、特に準決勝は1番手、2番手(うちの韓国人エースがおとしてしまって)三番手(準エースのインド人)が0-2のところまでいったのですが、ひっくりかえし、四番手の私が3-0でとり最後のダブルスも3-0(ジュース×3)でとりかえし危機一髪でした。決勝は自分はあちらの二番手のジャマイカ代表のひとに2、3セット目は気合でジュースまでもちこんだのですが結局は0-3でやられました。予定では相手の2番手を韓国人、三番手をインド人、四番手(唯一わたしががんばれば勝てそうなレベル)を私が、やっつけるはずだったのですが、オーダーは韓国人が相手の四番手とあたり3-0、相手の三番手は予定通りだったのですが、インド人が2-1の10-8とリーチをかけたのですがそこからひっくりかえされました。そしてその後わたしもやれました。 あちらのエースは全米チャンピオンで世界ランク200~300位だったと思います。でも、二番手のジャマイカ代表と三番手のアメリカ人は私の代で言えば、インカレベスト4になった福大のレギュラーからはシングルで取れないくらいんじゃないかなと思いました。 それにしても振り返ってみて、卓球の団体戦は本当にたのしくてしょうがないですね。私はアメリカにちょうど一年前に来たのですが、その時の自分は、まさか一年後の自分がアメリカの大学対抗の全国大会の決勝の舞台でジャマイカ代表相手に、奇声をあげてガッツポーズをやってるとは夢にも思いませんでした。全米で一番安い語学学校を選んだのですが、そこにいろんな縁があり、気がつけばまた卓球に情熱を燃やしてる自分がいました。これから私は奨学金の交渉にあたります。もともと、うちの大学に卓球の為に奨学金というのはないので、だめでもともなのですが、無理だったら8月で留学は終わりにしますが、でも、結果はある程度だしたといえますし、同行してくれた卓球部の顧問のコンピューターサイエンスの学部長が、学長にはなしてくれるとの事なので、これがもらえればもう一年いたいなと考えてます。それではまた報告させていただきます。
blank_space
投稿者 kitakyu : 2005年04月05日 09:41
コメント
blank_space